高校教師いぬいのブログ

乾 東一郎(いぬい とういちろう) ブラック部活,教育時事,PTA強制加入反対,教員のうつ病,など

ある雑誌のコラムに元社長の言葉があった。

お客様の要求には嫌な顔一つせず,部下を自分の好みで役につけたことはない。このことが非常に苦痛だった。
だからアーリーリタイアしたそうだ。
一瞬思ったのは,客にはいい顔するのはふつうだろうに・・・と思ったが,まあいい。置いとく。


教員はどうだろう。生徒,保護者の要求には相応に答える。プロだからだ。
部下を自分の好みで役につける?そもそも部下がいない。

ああ,部活で生徒をコマのように使っている先生は「部下がいる」って考えていいのか。だから管理職になりたがるのかな?


管理職は,強大な権限を持つが,平の教員がそっぽを向くと恐ろしいことが起こる。
・学校運営がままならない
・恐ろしいくらい孤独になる


同僚が保護者対応で間違っていることをしていると,アドバイスしたり,されたりで何とかなる。

まずい対応を校長がしていても
「うーん,言いにくい」
「なにか,我々の考えの及ばない ”お考え” なのだろう」
「知らん,ほっとけ」
のどちらかになる。

私の場合,自分が不利益にならない場合,校長に進言することはまずない。

孤独を象徴する場面である。



幾多の校長を見てきた。孤独じゃない校長は1人だった。
校長って品定めされる立場なんだよな。

さて,皆さんの周りの校長は?



ちなみに一人で部顧問をするときもこんな孤独があった。

部活問題
顧問就任問題
部顧問を拒否すると若手が苦労する問題


先日,辛辣なご意見をいただいた。

やはり,部顧問を引き受けたのが悪い。引き受けて体調を壊すのならば,任意である部顧問は引き受けるべきではない。自己責任だ。

確かにそうだろう。正論だ。

まれに,新卒採用で,部活問題に直面するときがある。
または,数年後部活問題に直面するときがある。

この時,任意での就任,いわゆる委嘱だから,いつでも断れる。

断った人の代表例としては,真由子氏であろう。

他にも,年度途中で部顧問を断った人を何人も知っている。

大人なんだから自己責任である。

心から納得はできない。理論上はわかる。

~~~

各種の通知や通達まがいの文章が教育委員会から届く。

部活を過剰にするな。
休みを設けよ。

通知,通達を守ったやつは,「怠け者」扱いになる。


ここでいつも私が言っていることは,罰則規定を設けよ。である。通知を守らなければ,減給とか免職とか,しろと。


それができないなら,部活動を実施するにあたって,
「やってられねえ」くらいの書類提出をさせるか?かな。

安全対策が万全でないと,許可されない。
学習指導要領特別活動との整合性がないと許可されない。
管理職または主事クラスが帯同すること。

教育委員会や主事クラスは,たまらなく忙しくなるだろう。


~~~

雪山雪崩事故のとき,巻き込まれなかった生徒の言葉が忘れられない
(1週間前に,ラッセル訓練をしたらしい。)

「僕たちは,先生に命を預けているから,同じ事故にあっても,文句は言わない」

ソース
https://twitter.com/Daisuke_regards/status/849654392995291136

やはり子どもだ。守らねばならない。
「登山経験ゼロの新人教師に,先導を命じた大御所顧問」に命を預ける・・・。

こういった話を聞くたびに,大人は子供を守らねばいけない,と思う。


これって洗脳に近い


~~~

たびたびいうが
「登山経験ゼロの息子に,なぜ引率をさせたのか」という父親の言葉が忘れられない。
本当に自己責任ですか?

学校のしきたりや風土の変革行政の部活禁止令

が解決策としか思えない。






この辺で書き終えます。

 

明日も,がんばるぞ。


部活動は地域に移行すべし
  ★5つのメリット 部活動は地域に移行せよ。学校対抗をやめて地域対抗にせよ。

部活動が地域サークルに移行した例 
  ★東日本学校連盟は部活を廃止しました。どうするA子さん?

そのほか
  部活問題おすすめ約10記事


部活問題について,たくさんのブログを書いてきた。


僻地校の運動の機会がなくなるのではないか?
という,まっとうな意見を聞くことがある。


それは,行政が僻地を考えよ。都市部も都市部で,様々なニーズにこたえるため努力をする。
あまねく僻地に体育館と運動場,音楽室はある。

僻地は,僻地で受益者,および保護者が考えても良いとおもう。

また,地方は生徒が部活に取られて,祭りなどが衰退していないですか?などと書いてきた。



でも,今は違う。

とりあえず部活制度は一旦やめるべき。
法的にあいまいな位置づけのまま突っ走って,今度の雪崩事故のような惨事が起きている。



素人顧問による,熱中症対策の不備。

高体連専門部の教諭にもかかわらず,体罰事案。

および

教師の長時間労働。休みなしの連勤。

生徒の長時間の拘束。休みなし。



とりあえず,細かなことは抜きにしてやめませんか?


自分の推計でも,初任者は確実に病休に入る率が高くなっている。

うつ病も,診断されていないだけで確実に増えている。

仕事の量と気配りが,限界を超えている。


本当に,今しかない。

とりあえず,学校から部活を切り離して,学校対抗を辞めるべき。
学校単位のコンクール出場,出品もやめるべき。


最初は,教員が自宅近くで各種活動をサポートしていい。
とにかく,部活は地域サークルに移行すべき。




とにかく部活は怖いものになってきた。心身を壊す。(先生も生徒も)

文科省でも内閣でも何でもいい。とにかく罰則規定を設けてストップをかけてくれ。



俺たちは,部活動から距離を置く術は若干だが知っている。
でも若手は無理だ。もうこの部活制度は無理だ。やめてくれ。


もっと書きたいが,今日はこの辺で。

 

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