以下の大阪の記事,問題点はある。
反発もあるだろう。



では,このようにすれば? 一見よさそうで,ダメな提案。


市内全域の生徒が受けるテスト

4月と12月の市内の平均点

英語 4月 50点  12月 51点
数学 4月 52点  12月 52点



ある学校の平均点

英語 4月 51点  12月 61点
数学 4月 52点  12月 45点


さて どちらの先生が優秀でしょうか?

もちろん英語ですね。クラスごとに検証するとすぐわかります。




これを複数回すると,明らかに傾向が出てくる。

点数を落とす授業は,
・授業中,生徒の私語が多い
・宿題などが適切に出されていない
・授業がチョークだけで進む(授業が面白くない)


これ,みんなが知っている本当の話です。



だから,給料下げますか?

じゃないでしょ。研修しましょうよ。誇りを取り戻すために。


(教育基本法9条)(研修)
法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。



教育公務員特例法
第4章 研修
(研修)
21条 教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。




ですが,研修を受け入れない先生方もいます。残念なことです。


ここでまた,しかし・・・。

はっきりと点数をあげることができない先生でも,学校においていい仕事をする先生もいる。

「・・・を救う先生」です。



この辺が学校教育の複雑なところなのです。


結論でいうと,
その先生の良いところを活かせる学校が最高なのです。







引用

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000594-san-soci




「学テ」結果、校長や教員のボーナス、学校予算に反映へ…最下位状態化に危機感 大阪市の吉村市長方針

8/2(木) 20:08配信

大阪市の吉村洋文市長は2日、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の総合成績が昨年度に続き、政令都市の中で最下位になったことを受け、「抜本的な改革が必要だ」として、学力テストに具体的な数値目標を設定、達成状況に応じて校長、教員のボーナス(勤勉手当)や学校に配分する予算額に反映させる制度の導入を目指す考えを明らかにした。全国初の取り組みとみられるが、教育現場からの反発も予想される。


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