http://inui.blog.jp/archives/2648636.html
↑ ほとんど同じ内容ですが訂正したものです

部活問題に取り組んでいる人は,顧問をする・しないの選択権とか外部移行とか言っている。

多くの人たちから聞くには,最終的には部活動が教育課程と時間割に入れられたら,全員で行う。

そうでなければ,する,しないの選択権があってしかるべきだ。

今のままだったらパンクするので外部化が望ましい。

つまり,部顧問就任の自由が認められる風土づくりが大切ということが大きな着地点だと思う。
加えて,部活の廃部,休部,発足が自由になるべきだ。

そして,社会体育の枠内で教員も部活に参加できるのが理想ではないか,というのが今の考え方と思う。


行程1
 部顧問就任の自由度がある。
 全員部顧問性や生徒全員加入がなくなる

行程2
 部活数が激減して,地域サークルが盛んになる。

行程3
 地域サークルの枠内で,教員も活躍すればいい。




今のところ,行程1である。かなりの先生が消極的でありながら部顧問拒否を今回したのではないか。
副顧問になって土日は行かない。
顧問になっても土日は副顧問と交代でする。
完全に顧問をしない。
様々だったと思う。



ここで,若手がかなりの割合で,任意という形の強制で顧問に就任したと思う。
「生徒とともに成長しろ」
「俺が手助けしてやる」
「若いころは,ルールから覚えろ。俺もそうだった」
「2つ顧問を持つくらい当たり前」



この状況で,指導にミスがあり,部活動で事故が起こる。

今回の雪崩事故は,このようなことが積み重なって起きている。




やはり,人手不足なら廃部,休部の措置を出すのが筋だろう。

どうですか?


生徒の自主的な活動なのか,安全配慮義務が大きく教員側にあるのか。本当に,あいまい。




このような,死亡事故(熱中症,指導死,脳梗塞)や大怪我が,相次いでなお部活制度は存続される。

まったくもって責任があいまいだからだ。今回は,登山経験なしの先生が他の部活も兼任しながら,生徒とともに亡くなっている。

生徒側にはいつでもリタイア,プチリタイアの権利はある。熱中症になりそうなら休みなさいと顧問が言うこともできる。
部活がつらいなら退部してもいいよとも言える。
ただね,それは難しいんじゃないのかな。


これ以上の不幸が数年間にわたり,続くのか?


ずっと前から言っているが,トップダウンで部活制度の廃止をしないと,永久にこの事態が起きると思う。

今回の事故も,民間の登山経験豊富なインストラクターが開催したものならば,責任問題もはっきりしていたと思う。


これも何度も言っているが,やはり学校対抗,学校主催っていうのが癌と思う。



本当に,過渡期には事故が付きものですか?


組体操の人間ピラミッドのように,20年間も大怪我が続発しないとやめる機運が起きないのですか?

そこまで人権が軽いのか?

生徒も,24時間365日部活のことが頭から離れず生活をする。
先生も,大会運営,指導計画,指導,審判,保護者対応,宿泊手配,家庭内別居,離婚・・・。

もう制度欠陥ではないのですか。




それでも,部活は素晴らしいのですか。美しさの裏には何があってもいいのですか。

考えてよ。考えるのが,面倒くさいとか言わないでよ。今までそうだったから,とか言わないでよ。

俺たちが部顧問を拒否したら,若いやつが困るんだよ。下手したら死ぬんだよ。今回は死んだんだよ。
それも直接部活で。直接だよ。生徒引率という責任を持ったまま,生徒とともに亡くなっている。

首くくったり,鬱になって辞めていた若い先生もいるんですよ。

鬱病って本当に見ていてつらいですよ。大学を出るまで一生懸命,学校の先生になるためにがんばった人材を部活で潰すのですか。




俺が山岳部の素人顧問になって先導をしろと言われたら,
「本当に安全か?根拠は?ならば,先輩がしろ。俺は無理だ。絶対俺がしろと言うなら,訓練自体中止すべきだ。」と言える。初任者は絶対言えない。
そもそも,俺にそんなことを言うはずもない。


だから,同じ学校に勤めていたと考えたら,なんともやりきれない状況になる。


どこよりもブラックですよ。授業をするだけでも初任者は脂汗をかきながらするのに。どうやってこれ以上がんばれというのですか。


もう一回言う。俺が部顧問拒否したら,若いやつが本気で苦しむんだ。それも自分の目の前で。


俺は傍観できない。でも,このままでは部活制度は温存される。俺一人,部活をしなくても温存はされるが,明らかに誰かにしわ寄せがくる。
しわ寄せを防ぐために顧問をすれば,なおのこと部活問題は残る。


俺に,若いやつを見捨てろと言うのか?


今のままで,部顧問を拒否して様子を見ようなんて到底言えない。


本当に早く,働きやすい風土づくり,制度設計をするべき立場の人がしてほしい。

校長から初任者までみんな困っている。


顧問拒否した先生も,この雪崩事故で何も思わなかったはずはない。
そんな鬼畜のような心はないと思う。

本当にどうにかしろ。
 


 


「登山経験なし」犠牲教師の告別式

ホウドウキョク 4/3(月) 17:06配信

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栃木・那須町の雪崩事故で、生徒たちを引率していて犠牲となった、大田原高校の毛塚優甫さん(29)の告別式が3日に営まれた。
栃木市の斎場で営まれている毛塚優甫さんの告別式には、始まる1時間ほど前から生徒たちが集まり始め、恩師との最後の別れを惜しむ姿が見られた。
ラッセル訓練の先頭班にいて亡くなった毛塚さんは、2016年に教員採用試験に合格し、初めての赴任先となった大田原高校で、剣道部と山岳部の顧問を兼任していた。
2日夜の通夜では、毛塚さんの父親が、登山経験がない息子が、ラッセル訓練の引率者として配置されたことに対して、怒りをあらわにした。
毛塚さんの父親は「正しい判断のできる人はいたのですか。責任者は、なぜ旅館にいたのですか。(息子は)生徒たちの命を守る側なんですけど、雪山経験ゼロの息子には、とてもできないことです。ただ決定されたことを一生懸命にやっていたのだろうと、わたしは思う」と話した。
登山講習会の実施要項には、毛塚さんの名前は、講師として記載がなかったこともわかっている。