部活の外部化の手順
学校→PTA→地域サークル
(いきなり’’地域’’は無理があるだろう)


前提
まずPTAの問題も解消せねばなりません。例えば役員就任の強要などです。 
これは部活問題の部顧問強要と似ています。 



部活をPTAに移行することのメリット

地域移行に比べて・・・

(1) 地域の受け皿がない!とは言わせない。学校に設備があるのだから。

(2) 指導者がいない! とは言わせない。 
  学校の教員も素人率が高い。むしろ親の方が教えたがりも多い。

(3) 地域対抗にするなら全国一斉に移行する必要があるが,PTAだったら当面は学校対抗が維持できる。全国大会も可能。大会運営もPTA組織中心で。

(4) 顧問は教員に限るという大会について・・・これは仕方ない。応援という形でついていこう。
  段階的にこのような大会は減らす。

(5) 私的な大会について
  〇〇カップみたいな小規模な大会は?
  これは,相手チームの了承を得て,PTA管轄の団体として参加する。

(6) PTAなのだから,当面の技術指導やメンタル指導は教員がしても親がしても良いことになる。
  どうしても指導したい教員にとっては,いい話。

(7) 生徒の不祥事対応について。
  クラブチームの色が強い場合は,保護者が対応する。
  PTA活動の一環として教員がチームを統括しているなら教員が対応する。
  いずれにしても勤務時間外ということをお忘れなく。

(8) 指導の質は?
  親でも教員でも外部コーチでも良い。
  親(PTA)が最も適切と思う人を合議で決めたら良い。

(9) 教員のサボりではないのか?
  勤務時間外です。




最大のメリットは(3)ではないか??
地域移行の場合,全国大会まである今のシステムを全国一斉に崩す必要がある。
これに対して,PTA移行だと,一斉の必要はない。












補足

まずPTAの問題も解消せねばなりません。例えば役員就任の強要などです。 
これは部活問題の部顧問強要と似ています。 

現在,学校単位で参加する大会が多いです。 
中高体連などは学校対抗しか原則認めていません。 

本来なら部活は外部移行が望ましいのです。でも学校対抗の壁を壊すにはかなりの期間がいります。 

段階的にPTA傘下→外部移行が望ましいかと思います。 
いわゆる折衷案のようなものです。 
おそらく部顧問を持ちたい先生も少なからずいるでしょう。 
部顧問をしたい保護者もいるはずなので,地域人材の協力の視点から良いことと思います。