ある親の弁
うちの子は,小さいころから絵本も読まず,ひらがなを覚えるのも遅かったんです。
字をきれいに書くとかとんでもない。とにかく私が横について教えていました。
何とか高校に入学しました。
この子を大学に入れても,どうなるかわからないです。その前に入れること自体も不思議なのですが,今は行くことができるんですよね。
でも大学進学はしないほうがいいと思います。時間やお金の無駄というか・・・。
とはいえ,仕事をするにしても,何をすればいいのか。知り合いの人に頼もうにも,この子の字の汚さを見ると唖然とされるし,物忘れも多いです。恥ずかしい限りです。



さて,この文章を見て,皆さんはどう思われたでしょうか。

普通だったら,
小学校低学年で見放され,げんこつをされまくる。
学校でもトラブルを頻発しておこし,親から責められる。

二次的に粗暴になる。



ただでさえ,字の認識が苦手で,対人関係もうまくいかない子に叱責を続けると,粗暴になる。

つまり,字と対人関係の苦手に「粗暴」が加わるのである。


だからこの親は偉いのである。ずっと寄り添い,高校卒業後まで考えている。

粗暴にもならず,何とか自分の苦手分野のみ苦手。
これにプラスして悪癖が加わることもない。




高校まではこれでいいのだ。

高校卒業後,大学に行けばとりあえず4年間は延長できる。22歳になったとき,どうなるのであろう。

今の社会はそこまで熟してはいない。