高校教師いぬいのブログ

乾 東一郎(いぬい とういちろう) ブラック部活,教育時事,PTA強制加入反対,教員のうつ病,など

2017年04月

乾グループというのを結成している。ずいぶん昔からだが・・・。

最近はあまりグループの執筆はしていないが、ある小学校の先生の話をしよう。


------

私(小学校の先生)は、どの学校に配属になるかが、大きな違いと思うんです。(給料同じ)

LD、ADHD・・・様々な症状を持った生徒はどこにでもいる。

そのようなことについて知識がある人が多く暮らす地域に勤める場合、本当に気が楽になる。

いわゆる、地域的に優しく、(高学歴の親、裕福な親)が多い地域ともいえる。

いろんな例外はあろうが、このような地域は勤めやすい。

確かに、高度な要求がクレームまがいになることもあるが、明らかに勤めやすい。

本当に勘が鈍るほど勤めやすい。このような環境の中で、授業や学級づくりに励んでいきたいと思う。

給料は7割でもいい。

------


さまざまな先生が
さまざまな地域で
がんばっていらっしゃる。




毎日、毎日・・・あれこれ忙しい。


部活顧問もしておりますが・・・。

最近は、部活のストレスや皮膚炎(屋外スポーツ)で苦しむ教員も増えており、「地獄」ですよ。

さて最近の初任者。

やはり二手に分かれますな。授業もホームルームも部活も、ほぼ合格。表情もいい。
一方、疲弊して、5月の連休以降が心配な初任者。

懐かしいと思いながら、続けてほしいなあと思う。

ただそれは、私の人生を否定されたくないから。(身勝手だね。)

他の職業を批判するつもりはさらさらないが、ものを売ったり、カネを転がしたりは俺には無理だ。

教えることや、文化的営みがもっともっとできる学校環境になってほしい。


---

今日はこの辺で。




部活問題対策プロジェクトの戦いは大きな戦い。

BlogPaint
一方
小さな戦い

例えば,音楽教諭が部顧問をしない。吹奏楽部に近づかない。これは小さな戦い。
何でもいいから,「できない」アピールしかない。
年度途中に投げ出すリスクを考え,4月に断っている。

他にも外部コーチがいるのに教諭は3人いらない。2人,1人でもOK。だから,ほとんど行かない。

保護者が主催する酒席には行かない。

家族を大切にする,自分自身を大切にする。これは「戦い」以外の何物でもない。

講師が主顧問で頑張っている。見捨てるのは忍びないが,それも戦い。

講師が部活で失敗して,人生を狂わせたこともある。

それも戦いですか?と言いたくなるが・・・。(本当にかわいそう)

明らかに,パワハラだけどなあ。採用試験をちらつかせて部顧問をさせるなんて・・・。

-----

最近「風土」という言葉をよく使うようになった。

部活顧問をしないことに寛容な「風土づくり」が大切である。

 

 

ある雑誌のコラムに元社長の言葉があった。

お客様の要求には嫌な顔一つせず,部下を自分の好みで役につけたことはない。このことが非常に苦痛だった。
だからアーリーリタイアしたそうだ。
一瞬思ったのは,客にはいい顔するのはふつうだろうに・・・と思ったが,まあいい。置いとく。


教員はどうだろう。生徒,保護者の要求には相応に答える。プロだからだ。
部下を自分の好みで役につける?そもそも部下がいない。

ああ,部活で生徒をコマのように使っている先生は「部下がいる」って考えていいのか。だから管理職になりたがるのかな?


管理職は,強大な権限を持つが,平の教員がそっぽを向くと恐ろしいことが起こる。
・学校運営がままならない
・恐ろしいくらい孤独になる


同僚が保護者対応で間違っていることをしていると,アドバイスしたり,されたりで何とかなる。

まずい対応を校長がしていても
「うーん,言いにくい」
「なにか,我々の考えの及ばない ”お考え” なのだろう」
「知らん,ほっとけ」
のどちらかになる。

私の場合,自分が不利益にならない場合,校長に進言することはまずない。

孤独を象徴する場面である。



幾多の校長を見てきた。孤独じゃない校長は1人だった。
校長って品定めされる立場なんだよな。

さて,皆さんの周りの校長は?



ちなみに一人で部顧問をするときもこんな孤独があった。

部活問題
顧問就任問題
部顧問を拒否すると若手が苦労する問題


先日,辛辣なご意見をいただいた。

やはり,部顧問を引き受けたのが悪い。引き受けて体調を壊すのならば,任意である部顧問は引き受けるべきではない。自己責任だ。

確かにそうだろう。正論だ。

まれに,新卒採用で,部活問題に直面するときがある。
または,数年後部活問題に直面するときがある。

この時,任意での就任,いわゆる委嘱だから,いつでも断れる。

断った人の代表例としては,真由子氏であろう。

他にも,年度途中で部顧問を断った人を何人も知っている。

大人なんだから自己責任である。

心から納得はできない。理論上はわかる。

~~~

各種の通知や通達まがいの文章が教育委員会から届く。

部活を過剰にするな。
休みを設けよ。

通知,通達を守ったやつは,「怠け者」扱いになる。


ここでいつも私が言っていることは,罰則規定を設けよ。である。通知を守らなければ,減給とか免職とか,しろと。


それができないなら,部活動を実施するにあたって,
「やってられねえ」くらいの書類提出をさせるか?かな。

安全対策が万全でないと,許可されない。
学習指導要領特別活動との整合性がないと許可されない。
管理職または主事クラスが帯同すること。

教育委員会や主事クラスは,たまらなく忙しくなるだろう。


~~~

雪山雪崩事故のとき,巻き込まれなかった生徒の言葉が忘れられない
(1週間前に,ラッセル訓練をしたらしい。)

「僕たちは,先生に命を預けているから,同じ事故にあっても,文句は言わない」

ソース
https://twitter.com/Daisuke_regards/status/849654392995291136

やはり子どもだ。守らねばならない。
「登山経験ゼロの新人教師に,先導を命じた大御所顧問」に命を預ける・・・。

こういった話を聞くたびに,大人は子供を守らねばいけない,と思う。


これって洗脳に近い


~~~

たびたびいうが
「登山経験ゼロの息子に,なぜ引率をさせたのか」という父親の言葉が忘れられない。
本当に自己責任ですか?

学校のしきたりや風土の変革行政の部活禁止令

が解決策としか思えない。






この辺で書き終えます。

 

↑このページのトップヘ