どう書こうか悩んでいます。

世の中には,自身を痛めるような訓練が好きな人がいる。人生の指針がなく,誰かに依存するタイプの人がいる。その依存性は100%ではないにしろ,放置しておけば100%になる可能性の人は多い。

このような人が指導者や選手になり,歯車が回り始めると,高速回転して上位の成績を残すことができる。

このことが奇妙なことを招くこともある。いわゆる精神の崩壊やそれに伴う体罰やいじめなどである。
体罰は教える側の精神の崩壊。いじめは選手側の崩壊である。


苦しさの末に最後の大会は涙を流す。これは,達成感の反面,苦しさからの解放ともいえるだろう。

よほどの才能がない限り,長時間の精神的苦痛を伴う訓練をしないと勝てないということが最近わかっている。

天才と言われるアスリート「一人」よりも,たった3年間で勝ち上がるには,精神的に追い詰めた練習で這い上がってくる選手たちで固めたほうが合理的に勝てるのである。



最近は60歳を過ぎたコーチが,高校運動部,吹奏楽部に戻ってきている。

もちろん,校長や保護者の熱い期待に応えてだ。もちろん選手たちは勝つからうれしい。

つまり,過去に戻っている。

この現実が競技トップ団体の一つの考え方なのだ。トップがこうならば,末端も過去の指導へ行く可能性は高い。

今,部活問題がメディアで取り上げられている一方,このような現実がトップクラスで行われていることを肝に銘じておくことが必要である。


間違いなくこれからの採用試験は「部活採用」になる。
とりあえず講師として雇う。部活指導者として適任か試されるだろう。


考えてもみよ。今後は部活を死に物狂いでする人たちを雇うと思う。本当はダメだとわかっていても,当面の顧問不足という課題を乗り切るために雇うだろう。


だから我々は
教材研究の手を緩めるわけにはいかない。
軽率に顧問を引き受けるべきでもない。
自分の体調も管理せねばならない。
家族も守らねばならない。


いろいろな意味で,部活問題がクローズアップされると,対抗してくる力も強くなる。負けられぬ。

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以下は参考



長時間のスパルタ。精神を鍛えまくる手法のコーチ。

他にもかつてのスパルタコーチが,復帰する例は何なんだろうと思う。


(1)
例えば,長崎の国見,サッカー。

60を過ぎた監督が再び長崎で指導している。



(2)
シンクロ 


  1. 大阪市内の中学校で保健体育科の教諭を務めた人である。

  2. 軍隊式練習 1月から今大会まで約200日の間で合宿は143日。1日の平均練習時間は12時間以上。その後は個別でケアなどを行う。井村は「練習以外に自らを支えるものはない。16日間の合宿なら休みは1日」。その休日も休めない。課題を克服するため午前中は陸トレ、水中での自主練習が続く。

  3. シンクロ銅に導いた井村雅代コーチのスパルタ言葉学 さんから

  4. (昭和60 年)から井村シンクロクラブを創設、競技者育成を行う。1978 年(昭和53 年)から日本代表コーチに就任し世界的な選手を次々と育てた。長年、日本のシンクロナイズドスイミング界を牽引して基礎を築いてきた指導者としての実績や功績の大きさから「シンクロ界の母」と例えられる。

  5. 井村 雅代(いむら まさよ) 1950年8月16日生まれ。大阪府出身。シンクロナイズドスイミングの指導者。元選手。選手として日本選手権で二度優勝し、公開競技として行われたミュンヘンオリンピックに出場。大阪市内の中学校で保健体育科の教諭を務めた後、シンクロ指導者となり、1985 年

  6. “大切なのは心の教育”「シンクロの母」井村雅代コーチ スペシャルインタビュー PHYSIQUE ONLINE - フィジーク・オンライン