私立の定時制高校、通信制高校などは、主に中学校の頃から不登校だった生徒の受け入れに積極的である。

保護者からしてみれば、このような学校は、むしろ小学校のころからあってもよかったのではないか、と思っているはず。

「特別に配慮が必要な生徒は15%います。6%というのはある種の操作された数字です。」
と研修会で聞いたことがある。

肌感覚でいうと15%というのは小学校の先生ならば、納得するだろう。

この15%というのは、学校生活で何らかの「困り感」(←最近のキーワード)を持っている。

これを画一的に教室に押し込め、共同生活させると確実に二次被害が出る。わかりやすい例はストレスからくる不登校だ。高校なら退学に直結する。

インクルーシブ教育の意義や趣旨はわかる。「困り感のない生徒」が「困り感のある生徒」を理解することは大変重要である。
しかしながら「困り感」は学年が上がるにつれ増幅される。15歳になってやっと理解ある学校に入る。似た境遇の生徒たちと出会う。

15歳まで待つのはつらくないか。


小中の9年間は長すぎる。

もう一つ例を挙げよう。
虚言癖のある生徒は、幼稚園児のころから嘘をついている。専門的な教育が必要ではないか。この癖が「困り感」になり、不登校にもなる。ならない場合もあるが、別の場面でトラブルは起こる。



個に応じた教育というならば、15歳までの教育は矛盾に満ちていると思う。

インクルーシブと言ったり、個に応じた指導と言ったり、右往左往している。

予算がないとか言っている場合かな?


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