太鼓持ち

正直言って一番嫌な言葉である。



人にへつらって気に入られようとする者。太鼓たたき。「あいつは社長の太鼓持だ」
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/133133/meaning/m0u/

人様の意見に反論もせずただ従い、唯々諾々にヘラヘラと笑って付いて行く人を蔑んで「彼奴は太鼓持ちの様だ」とバカにした時に使われる事があります。
http://www.mitene.or.jp/~houkan/2002/j06.html

 


教頭、管理職になりたい教諭を馬鹿にして「太鼓持ち」と呼びたくなることがある。

本当に、管理職やPTA役員のご機嫌を取っている「太鼓持ち教諭」は気持ち悪い。


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皆さん、教員になった動機は何ですか?
人に教えることがすき?

そういったこともあるが、
難しい言葉で言うと
学校教育法(昭和二十二年三月三十一日法律第二十六号) 「第三十七条」
11  教諭は、児童の教育をつかさどる。(児童は生徒に読みかえる)

つまり、教諭は直接的に生徒への裁量権が多いのである。

これに対して、
  校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する。




校務
(こうむ)と、学校運営に必要なすべての仕事を包括的に示したものであり、内容的に大別して「教育内容の管理」「人的管理」「物的管理」「運営管理」に大別することが出来る。 なお、幼稚園における業務、法令上、特に園(えんむ)という(学校教育法第81条第3項・第4項)。

 


と言うことで、
校務のつかさどり=管理  
監督=見張り

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どちらかというと、私はプレイヤーのほうが今は楽しいので、教諭を選択している。

管理や見張りをしたいとは思わない。

地域住民やPTA、さらに上層部の忖度ばかりする「太鼓持ち」は、あまり興味がない。

ただし、教諭職も少し飽きてきている。
でも、かなり自由度が高いのは教諭だ。次は何を仕掛けよう!このおいしい立場を手放したくない。


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校内政治が好きな人は、管理職になりたがるのかなあ。いずれにしろ人生の大半は太鼓持ちだろう。

つかさどりの意味とか、少し難しい言葉が並んだが
生徒ありきの教員であって、管理職になるのは、生徒と接することが間接的になるのが嫌なのである。

太鼓持ちでない人もいるだろうが、間接的に生徒と接するのが嫌だ。

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「太鼓持ち」は気持ち悪い。