引用
今年度は、部活顧問から抹消してほしいと管理職に頼んだ。結局、名前を消してもらうことはできなかったが、顧問業務は全く行っていない。今年度、同調圧力を気にせず「部活顧問、引き受けかねます」と表明したことで、実際、顧問業務をせず、勤務時間外は自分と家族のケアのための時間を増やすことができた。


この記事を読んで,世間は変わった,と思った。



(校長 対 教員A)

Aは校長に対して言う。
 超勤4項目,
 黙示の残業命令,いかがなものか?
 
校長は言う。
 部活って学習指導要領に明記されているよね。
 勤務時間終了まで〇〇分あるよね。
 主顧問の部活関係の書類書きの手伝いは,勤務時間内に可能だよね。
 全員顧問制は,勤務時間のことを言っているんですよ。

教員A
 勤務時間しか部活業務はしませんよ。

校長
 もちろん良いですよ。ただし勤務時間内は職務命令ですよ。


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数日後,
 全校生徒向けの部活動説明会で,顧問発表がある。この時は,紹介されるだけ。

さらに数日後,
 部員向けの顧問紹介で
 「土日は家庭の都合で指導できない」
 「平日も,勤務時間終了後に帰ることが多い」
 とはっきり言う。


さらに数日後
 保護者向けの顧問紹介で
 「土日は,家庭の都合で全く来れない」
 「主たる顧問の事務仕事だけ手伝う」


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確かに,名ばかり副顧問で,部活に全く顔を出さない人は昔からいた。
その一方で,顧問一覧に名前が入れば,「大きな犠牲を払って一生懸命する人」が多かった。


でも,今は違う。

この3年程度,いろいろな人のブログやtwitterで,「部活は必ずするものではない」と考えることができたからであろう。

本当に,ますます部活問題が認知されている。


部活顧問はするもの,一生懸命するもの,という同調圧力や村社会を緩やかに崩しているSNSはすごいと思う。


改めて,真由子さん,ゆうけんさん,20代若手さん,心火さん,部活は仕事に非ずさん,Mr.Peki-chanさん・・・。
(あえて二人は当時の名で書いています)
2~3年前から熱量をもって書き,読み・・・。


ゆうけんさんのブログの小窓にtwitterがあって,そこでのいろんな人のつぶやきに「うんうん」と頷きながら読んでいました。



そんなわけで今,いろんな形で,ネットやテレビ,新聞で連日報道。

この状況で,勇気をもらわないわけがない。


来年も勇気をもって言うべきことは言う人が増えるはず。