過去にもコンビニ人間の本の感想とともに,記事を書いた。


今回は,彼女がコンビニを辞めた時の話である。

コンビニでずーとアルバイトしていた彼女は,バイトが辞めていく様を何度も何度も見てきた。

その都度,感傷に少し浸るが,すぐ補充の人が来て,すぐ日常が戻る。

店長が変わっても同じ。すぐ日常が来る。


このあたりのところを読むと,ああ,学校も同じだなあと思う。

「俺がこの学校をまわしているぜ!」

という人が必ずいる。この人が転勤(異動)しても,何も変わらない。

少しは雰囲気が変わる。でも,そんなに変わらないかなあ・・・。変わるかなあ・・・と言いながら,夏が過ぎ,秋が来た頃にはそれが日常になっている。

ある先生がかなり大きなミスをしても,季節が二つくらい変われば,何もなかったように,ただの日常が来る。


だから,そんなに興奮しないでも,日常は日常なのだ。ある人が,産休に入って,部活顧問が変わっても(いなくなっても),学級担任が変わっても,すぐ日常は戻ってくる。



皆さん,テキトーなこと言いますが,部活顧問を一回お断りしたらどうですか?

季節が二回くらい過ぎたらそれが普通になるかもしれませんよ。