以前から部活とカネの問題を書いてきた。


例の休日の部活特勤 3時間半以上3600円(標準)

部活動指導員の額

外部コーチの額   などなど。

★NHK  部活の外部委託 指導者の資質は心配なし。財源もほぼ不要。


  ★部活動が地域に移行しても新たな予算はいらない。


↑ こんな記事書いてきましたけど・・・。


どうも,部活の指導には,公的な金が必要と思っている人が多くて,なんだかなあと思う。


今の現状では,部顧問の先生が好き嫌いにかかわらず,最低賃金以下で働いているので,ダメ。
長時間労働になるからダメ。
そもそも位置づけがあいまいだからダメ。


でも,この最低賃金以下でも教えたい先生もいる。私はこの人たちを否定しない。

加えて,どこの試合会場に行っても,監督風情の「ちまたの人」がいる。元保護者という人もいる。ルールや大会運営にもやたら詳しい人がいる。

以下「お金」関係のツイート


教科を教える人が足りないのに・・・。120万も払えるか!と市民は怒るだろう。



安価でも教えたがっている教員教えたがっている市井の人
が地域サークルを地元で支えるのが最も現実的

「部活動は地域に移行せよ」って言っているのは・・・。

そもそもが教えたい人と習いたい人が集まって,吹奏楽サークル作ったり,書道サークル作ったり,ラグビーサークル作ればいいと思っている。


このサークルの団体長が,教えたい人と金銭交渉していいだろう。


団体長が集まって,大会を開いてもいい。勝手に世界大会までやってくれ。町内大会でもいいよ。
とにかく学校対抗だけはやめてくれ。
学校対抗は,あいまいすぎる。



都市部では,無償~超高額までたくさんのサークルができるだろう。

もしかしたら,カネを払ってでも教えたい人まで出てくるかも(例:自腹で楽器を買ったり・・・)


カネがないところは,学校に来ていいですよ。体育館を教育委員会が貸しますから。今まで通りです。地域の団体に貸していますから。(イメージとしては小中学校の夜20時ごろの体育館)


楽器も貸しますよ。




ぶっちゃけいうと,

最低賃金以下で土日部活に励んでいる教員に与えている薄給の部活特勤が浮くぞ!

もっと簡単に言うと,税金が浮く。

教えたい先生は私生活の中で教えなされ。

教えたい「ちまたの人」と「教員」どっちが教え方がうまいかな?
興味深いですね。

でも「教えたい人が習いたい人に教える」という原則です。


図はクリックすると大きくなります。


図1 今の部活

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図2 地域に移行した時のイメージ
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図1と図2を比べてください。



図2について
紫色(自分に見合った部活がない生徒)が救われます。
学校対抗ではないので,団体競技,ペアを組む競技,演劇,吹奏楽は,長期的な視野で活動できます。
高校進学でペア解消ってことはないですよ。

部活動指導員と部活動指導をしたい先生が同じ立場になります。私生活の中で教えます。
行政からの面倒くさい干渉が減ります。
その分,自己管理が必要になりますね。
ちなみに減税になります。
減税分は本当に足りないところが使ってください。

有償のサークルに入りたかったら,受益者負担になります。
無償のサークルだったら,受益者負担はほぼナシ。

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うちの地域ではこんなことできねえ! もっと具体的に言え!という皆さん。

だからと言って,図1はダメ。


もっといい考えがあれば,図3を考えてください。