部活問題を含めて,雑務について書きます。雑務のような・・・。


世に言うゴマすり教員は入学式,卒業式などでに活躍する。というか動きが激しい。



いわゆる,会場設営などだ。

式場のステージの上,花が飾ってある。または,大きな盆栽(松)。

過去にこんなことがあった。


花瓶や盆栽はとても高価なので,園芸屋さんが会場まで運び,会場から持ち帰ることが通例である。


ここでちょっとばかばかしいことが起こった。




式が終わった後,とても大きな花瓶を玄関まで持っていこうという話になった。
誰が言い出したのかわからない。その付近にいた偉い人か偉そうな人だろう。

持つのに二人,花を支えるに二人くらい必要だった。

玄関には客も来るし,明日まで玄関に飾っておけば見栄えがいいじゃないかと。



私は「そんな高価な花瓶割ったらどうするんだよ?」と思い,その「思い付き案」には乗らずに他の片づけをしていた。


数十分後,スーツをぬらした男たちが職員室に笑いながら戻ってきた。それも40代から20代までの男たち。「セーフ」と言いながら笑っていた。

あと少しで,花瓶を落とすところだったらしい。
水はこぼれ,花は落ちたが,花瓶は死守したらしい。




ということで,玄関に飾ることなく,花瓶を玄関までもってきて,あげくの果てにスーツをぬらしたっていう話。

なぜか満足そうだった。




こういった,上への忖度というか,「思いつき」というかなんというか。

こんな人たちが,続々と管理職になっている。




たしかに,思い付きで複数人を動かせる動員力を持っている人たちは,管理職に向いているかもしれない。


ただ,合理的に動く教員も一定数いて,どうもその人たちとの溝が埋まらない。



つまり両極端で困っているんだよ。



私も,小さな花瓶だったら運ぶけどね。何となく微妙な立場。





ここで部活なんだが,「思いつき」で動くことが多い。というか,きちんとした制度設計がないので思いつきで動くしかない。
教科のように授業時数があるわけでもない。
その年,その時期の雰囲気で変えていかねばならぬ。

こういった「思い付き」能力を持っている人は少ないと思う。ゆえにトラブルも多い。

だから御免こうむる。



卒業式と入学式と先輩主催の飲み会にスーツで行く。変な文化だ。



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ここまで。