正直,ゆとり部活を運営しています。

「でも」,なんです。

でも,勤務時間外なんです。

大会のお知らせが来たら,生徒,外部コーチ 保護者代表,もう一人の顧問に連絡をします。
これで1~2時間程度取られます。


部内でのトラブルがあれば,対処します。
数時間から数日。


はっきり言って顔に出ます。「勤務時間外なのに!!」

それと悪魔のささやき「部顧問持つ先生と持たない先生の温度差がすごい」

でも,粘り強く指導します。






一方,学級内のトラブルは,勤務時間内だし,組織的に解決できる。
「普通の仕事」と思える。当然勤務時間外にも及びますが。
もちろんトラブルが起きないように予防策はとっています。




だからといって,部顧問拒否は本当に難しい。


部活動顧問紹介の時,ずらっと保護者の前や生徒の前に並ぶときがある。
その時の顧問拒否者の顔色がすぐれない。
目をそらしているようななんというか。

全員顧問制度の学校では,一人か二人である。顧問拒否しているのは。



司会者が「顧問の先生は前にお並びください」

顧問拒否者・・・ならばない。遠くを見ている。うつむいている。





行事の前

全体責任者「各部で掃除やテントを建ててもらっています。どこか遅れている部活はありませんか」

サッカー部「テント張りが遅れています」

全体責任者「スミマセン 勤務時間過ぎていますが,作業が終わっている部活は,サッカー部の手伝いをお願いします。」

顧問拒否者・・・こっそり学校を帰る。帰れますか??






でもしかし

保護者との会話の中で

最近のテレビ,新聞報道で部活問題の件になると,同情の言葉が飛んでくる。



過渡期だけど,到底顧問拒否ができないなあ。


本当に部活指導したい人だけが顧問をすればいいのだけれどなあ。



とはいえ,いくら部活指導したいといっても,勤務時間内に収めるのは到底無理だし,困ったものです。


先生 9時~17時

生徒 10時~15時

これくらいにしないと,働き方改革なんてできるか! と思う。

もしくは 
先生を7時~15時
   13時~21時
と分けますか??





スポーツ庁の話題もたびたび出るが,現場レベルでは,一歩一歩実践するのみ

ああ,解放されたい。