部活動を地域主導にして,学校対抗をやめよ。 これができないのは,「カネ」です。

 部活動は地域へ移行すればよい。
学校対抗をやめて地域対抗にすればよい。
 先生も地域の一員なので,自宅近くのチームで指導したい人は,指導すればよい。

 とさんざん言ってきましたが,私立高校は無理なんです。
  
例えば サッカー。
 http://blogs.yahoo.co.jp/bukatsu_extermination/35859077.html
 いつも懇意にしてくれている「考える葦」さんのブログにも私のブログにも,部活動は外部に移行せよと書いている。
 
以下 例
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リトルリーグのコーチはなぜ高校野球に教え子を渡してしまうのか?甲子園が大事なのか?
だってもう、サッカーはやってるよ。Jのユース。
テニスだって、部活出身じゃあ世界と戦えない。
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だが私の考えに鉄槌が下った。すみませんウソです。というか,知っていて黙っていたことがある。(高校教師、中学教師はみんな知っている)
 
カネだよ,お金。!!!
 
高校野球,高校サッカーの強豪校に入る。
 
学費0円 校納金0円 制服,修学旅行費等すべて0円 もしくは公立並み もしくは公立の半額 交通費支給,寮費無料,大学推薦,大学の学費補助など様々な特典が付く。
 絶対に公立より安い。そして,全国大会は華やかだ。そして大学推薦も!!

多くの家庭には魅力的だろう。


〘 こういう私立高校がある限り,公立も振り回される。公立の優秀な指導者が私立に移籍する場合もある。本末転倒の象徴です。 〙
 
本当はJリーグのユースが望ましいと思っていても,上記の素晴らしい条件が付けば,私立高校に行くだろう。
 
ああ,情けない。こんな高校に私学助成が入っているとは。一般生徒からカネを巻き上げているとは。
 
やはり,文科省が「学校対抗をやめよ」と言わない限り,高校の先生は部活に振り回されるだろう。

美しき部活,青春の汗,そしてテレビに学校名があふれる。美しさの裏には黒さがある。
真っ黒。

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私立高校が勝ち続けるにはどうするか? あくまで例です。
学費オール免除
有名選手を中学校から引き抜く。
入学金免除または授業料減額
有名選手を脅かすような、準一流の生徒を、ごっそり入学させ、万年補欠にする。うまくなれば儲けもの。
入学金半額
入学者数を確保するため、部活動に絡むような専願入試を実施する。これは、生徒はスポーツ推薦と勘違いする。


ちなみに部活制度が悪いのであって、指導者は真剣です。


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補足します。
どの程度の選手が,どの程度の待遇で,私立高校に行けるか?
 
お答えします。

野球、サッカーでは、 
1校当たり
1~2人 授業料全額免除
この生徒のおまけで数人合格させてもらえるという。

良い生徒がほしいから,友だちまとめて合格させるよ!・・・ってすげーな~。

バレー,バスケも入れると,かなりの人数が学力不問の合格となる。
(白紙にならないような問題を出す。そして合格。)

 
 
さて大学進学ですが,これもピンキリですが,所詮プロになるのは高校在学中からから引き抜かれますから,大学進学後は楽しくやって,体育会系の企業へGO!です。いわゆるコネ。
 
 
柔道,剣道,など含めるとかなりの数が割引対象に入ってくる。
 
「割引」
ご家庭には優しい言葉ですね。
 
Jリーグのユースに行っても学費の割引なんてありません。高卒資格も保証されません。
 
これだけに限っては,高校対抗をやめよと文科省が大号令をかけるべき。
 私学助成の精神からもね。
 
ちなみに最近は公立高校の先生が,推薦制度を使うという悪質な事例も散見されています。特にマイナー競技。これは,法的に全く問題ないのですが,道義的には異常です。



大人
 「そんなに勉強しなくて大丈夫か?」

生徒
 「うーん,大丈夫見たいっすよ。サッカーつながりの先輩のところで働いて,夕方は母校でサッカー教えているらしっす。うらやましいです。」